ゴルフ界のベストカスタマーとは、ゴルフ上級者であるとされてきました。
純粋にプレーを楽しむ人もいれば、スコアも付けずにプレーをする人など、
ゴルフの上達に終わりのない探求を求めるゴルファーたちです。
米国の最新消費者調査によれば、
ゴルフ指導業界は年間15億ドル以上(2千億円以上)の利益を上げており、
昨年2700万人近くのゴルファーがレッスンを受けたそうです。
また、パンデミック前に比べ、指導を受けるゴルファー数は100万人以上増加しており、
その内訳として最も多いのが、上級者とジュニアです。
米国では学校教育にもゴルフの授業が取り入れられていることから、
ジュニアのレッスンへの参加率が高い一方で、
一般的に上級者ほどプロの指導を受けている傾向が出ています。
しかし、プロのレッスンを受けている約520万人のゴルファーでさえも、
4分の3が YouTube などのゴルフ指導ビデオを定期的に観ていると回答しており、
自分なりの練習アプローチに頼っているのが実態のようです。
その結果、我流のスイングをするだけで終わり、
スイングの背後にあるメカニズムについて気にしない人も多いのが現実です。
一方、レッスンを必要とする、ゴルファーの60%以上を占める初心者(平均スコア90以上)ほど、
レッスンを受けない傾向が強いそうです。
しかし、そんな彼らも、プロの指導を受けることに対し「多少は」興味があると回答しており、
その数はプロの有料指導を受けている人の2倍以上になります。
NGFでは、長年、映像を使った統一指導プログラムとして、ナショナルゴルフスクールを運営してきました。
その経験上、ベストカスタマーは初心者であるとしており、
スクールカリキュラムに忠実に行ったスクールほど、統計的に長い運営実績を誇ってきました。
最近はネット上で気の合う仲間と集い、一緒にプレーする機会が求められる時代へと変化しています。
ただゴルフを介して楽しく集まるだけでなく、学びと文化が付加価値として加わることで、
NGFらしい学びのクラブやサークルになるのではないでしょうか。
こうしたプログラムが提供できるのは、NGFのゴルフインストラクションを学んだ限られた指導者だけです。
ワンポイントレッスンという指導がまだ主流の中で、是非、NGFゴルフプロフェッショナルの方々には、
グッドゴルファーとしての生き方の誇りととともに、ゴルフのセオリー&メソッドを伝え、
体系的にスイングメカニズムを伝えていただければと思います。
そこで、今回はNGFが提唱するプログラムを紹介している箇所をご紹介したいと思います。
是非、今後のクラブやサークル、レッスン等で取り入れていただければ幸いです。
ゴルフ経営原論 第一部 ゴルフビジネス
第二章 プロモーション
Section 2 ニューゴルファー育成ファーストティープログラム
https://www.ngf-fe.co.jp/member/g/software/text/GB/GB_1_2-2.html
第三章 インストラクション
https://www.ngf-fe.co.jp/member/g/software/text/GB/GB_1_3-0.html
NGF FAR EAST
代表 宮田 万起子