3月のワークショップでは、
「スクール指導におけるグループレッスンの重要性」について学習しました。
NGFの指導カリキュラムは、全米の学校体育授業のために開発されたため、
グループレッスンのための基本原則が確立されています。
性格や能力の異なる生徒に対する均質均等な指導を前提としつつ、
生徒ひとり一人のモチベーションと参加意識からグループダイナミックス効果が生まれます。
また、仲間意識や共通理解を生み、共通の話題を楽しむ関係に発展することが期待されます。
今回のワークショップでは、
技量の異なる生徒を一緒に指導することについて、改めて議論の対象となりました。
参加者からは、基本概念の指導・説明は、仮にベテランゴルファーやプロゴルファーが一緒に参加していても、
つまらないと感じることはなく、新たな問題意識や学びの場につながるという意見が上がりました。
また、初心者、エンジョイゴルファー、競技嗜好の三つのカテゴリーに分けた
指導例の共有もあり、大変興味深い議論となりました。
NGFでは、ニューゴルファー育成という重要な使命のもと、
毎週1回(3ヶ月)の期間でコースデビューを目指すエンジョイゴルフレッスンや、
1年かけて確固たる基本技術を学ぶ40レッスンなどのプログラムが用意されています。
これらは、初心者だけではなく、中級または上級ゴルファーも対象として、
共通理解と基本概念に立ち返る機会を与え、アドバンスクラスとしての発展したクラスを形成します。
次回のワークショップは、4月17日(水)20〜21時まで
「トレーニングプログラムとエクササイズ」について輪読します。
多くの会員の方々のご参加をお待ちしています。
NGF FAR EAST
代 表 宮 田 万 起 子